一般社団法人青森市医師会ホームページを閲覧いただき、ありがとうございます。令和3年6月から会長を務めております北畠です。 　令和6年7月、当会の活動内容をより分かりやすくお伝えできるようにと考え、ホームページをリニューアルいたしました。 　青森市医師会は令和6年10月現在、26万人の市民に対して多くの診療所と病院から、 会員380名を抱え、会員が行政と手を取り合って、国、県、市のレベルとして厚生業務を お手伝いしております。 　公益目的事業として、健診、検診事業、予防接種事業（記憶に新しいところでは令和3年からの新型コロナワクチン集団接種事業に参加、協力しております）、学校保健事業、地域保健・健康教育事業、地域の保健医療福祉活動支援などを行っております。 　加えて、救急医療事業として夜間急病センター、在宅診療支援事業などを行い、公益目的事業の支えとしています。 これらの事業は、地域と市民の皆様の健康を支える事業として継続してきたものに、時代のニーズに合わせた事業を導入してきましたが、少子高齢化による人口構成の変化により、医療対象者や疾病構造が大きく変化しております。 　また医療技術や医療を取り巻く環境の変化が大きく変わっており、医療情報量も膨大となっています。 医師会の目的は言うまでもなく、市民の健康増進と医療であります。ただここで青森圏域の医療の状況を考えてみますと、皆様御存知の通り、青森県は平均寿命都道府県ランキングで圧倒的最下位、日本一の短命県となっております。どの年代でも死亡しやすい、どの病気でも死亡しやすい、生活習慣が悪い、検診受診率が低く医療機関受診が遅い、通院も悪いなど、うんざりするような状況です。 医師会としてここにどう関わっていくか、もっと健康の知識（健康教養）を広く啓蒙することと、県民全体での取り組み、盛り上がりが必要と考えます。 かなり負の面ばかり申し述べましたが、今後とも安全・安心な地域医療の確保、継続、健康教養の拡大、また医師会員全員が助け合い、励ましあいながら、より良い活動を続けたいと思いますので、皆様にはこれからも医師会活動にご理解いただき、ご協力をよろしくお願い申し上げます。 一般社団法人青森市医師会 会長　北畠　滋郎

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